第11回JAPSAM PRP・幹細胞研究会



第11回JAPSAM PRP・幹細胞研究会
当番世話人 大鳥 精司
(千葉大学大学院医学研究院 整形外科学 教授)



 このたび第11回 JAPSAM PRP 幹細胞研究会を開催させて頂くことになりました。会期は2022年12月10日(土)東京駅のトラストシティ・カンファレンス・丸の内を予定しております。このような歴史ある、また最先端の研究を扱う本研究会の当番世話人を拝命し、大変光栄であり、身が引き締まる思いであります。
 幹細胞研究や再生医学は18世紀から歴史があります。昨今の幹細胞に関する基礎研究、臨床応用は日本のみならず世界の関心事であり、飛躍的な進歩を遂げております。山中先生、Thomson先生らが見出した induced pluripotent stem cellsも様々な改良が加えられ臨床応用されつつあります。血液疾患、糖尿病、パーキンソン病、脊髄損傷、眼科疾患等を対象に、今後の期待感は高まっております。しかしながら、克服しなくてはならない課題も散見され、本研究会での議論は尽きないところであります。
 Platelet Rich Plasma療法は美容から骨、軟骨、腱再生など多くのトップアスリートから一般国民が興味を持ち、幅広く治療として用いられております。一方で、その臨床データでは相反する結果もあり、更に、基礎研究の基盤が整っていないという問題点を残しています。我々の教室でも、幹細胞を用いた軟骨、脊髄再生、Platelet Rich Plasmaを用いた腱、神経再生、骨癒合効果などを検討してきましたが、まだまだ発展途上であります。
 これらを踏まえ、本研究会でも幹細胞、Platelet Rich Plasmaを中心とした再生医療や抗加齢に関しての一般演題、シンポジウム、スポンサーセミナー、特別講演などを企画予定であります。基礎的研究から臨床応用まで、細胞自体の研究から採取方法、加工法、周辺機器、投与方法など多くの議論の場を提供したく思っております。ご参加頂けます皆様に分かり易い内容を盛り込み、裨益ある会としたく考えております。コロナ禍は2022年12月はどのような状況かは予測がつきませんが、現地開催を考えております。全員懇親会も企画したく、そして、皆様と直接お目にかかることを願いながら、今後の再生医療発展に繋がる本研究会に多くの皆様がご参加いただけるよう準備して参ります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。